/ət ðət ˈtaɪm mɔə ˈmen ˈwɚkt əz ˈdʒɚnələsts ðən ˈwɪmən soʊ ʃɪ ˈroʊt əndə ðə ˈneɪm ˈi ˈɑɚ ˈsɪdmɔɚ/
アザタハアエモメヌワ(ク)タズジャナレスツザヌウェメヌツォシェロウタンダザネイムイアセドモ
どこを強く読んだら良いか、だんだけれどわかってきたかい?
この文はたくさんあるよ。ˈtime、ˈmen、ˈworked、ˈjournalist、ˈwomen、ˈwrote、ˈname、ˈE.、ˈR.、ˈScidmore の10か所だ。
こんな感じで読むよ。
At that time, | more men | worked | as journalists | than women, | so she wrote | under the name | E. | R. | Scidmore. |
アザタハエ | モメヌ | ワ(ク) | タズジャナレスツ | ザヌウェメヌ | ツォシェロウ | タンダザネイム | イ | ア | セドモ |
その当時 | より多くの男性が | 働いた | ジャーナリストとして | 女性よりも | だから彼女は書いた | という名前で | イー | アール | セドモア |
At that time
名詞の time に強勢を置くよ。at は前置詞だし、that は形容詞だけれど前の方から後ろの名詞を修飾するときは弱く読むんだったね。
At の /t/ は次の that /ð/ に「同化」してしまう。歯茎ではなくて上の歯を舌の先に突き立てた形で空気の流れを止める。これが /t/ になる。
ここで一つ、新しい重要なポイントだけど、破裂音が連続するときは前の破裂音は省略される。that time の部分は that の最後の /t/ と time の最初の /t/ は破裂音が続くので、前の方の破裂音が無くなって /t/ は1回だけ発音をする。「ザトタハアエム」ではなくて「ザタハアエム」のように発音をするということだ。
そして、無声音の破裂音では「気音」が入るよ。time の最初の /t/ を破裂させたら「ハ」と空気が口から外に流れる音を出して、それから「アエ」という母音を発音する。
time の最後の /m/ は次の more の /m/ と一つになる。
At that time は「アザタハアエ」のように発音する。
more men
more も後ろの名詞の men を修飾する形容詞なので強くは読まない。発音記号は /mɔə/ だけど、強勢が無いときは弱く短くいい加減に発音をする。「モ」と言うだけ。/ə/ は心の中でつぶやくと丁度いい感じになる。
men の最後の /n/ は舌を歯茎に付けるのを忘れないように。
worked (/wɚkt/)
/ɚ/ は /ə/ よりも舌の後ろの方を少し上に持ち上げるか、舌は /r/ の位置で「アー」とか「ウー」とか声を出したときの音だったね。
/w/ は移行音だ。唇を丸めたところから /ɚ/ の形に口を動かすと唇は広がっていくはずだ。そのときに出る「ウァ」という音が /w/ だ。
そして、/k/ と /t/ は破裂音の連続だ。/k/ のために口の奥の方で空気の流れを止めたら舌を歯茎につけて /t/ だけ破裂させるよ。次の as とつながると「ワ(ク)タズ」のようになる。
than
最後の音は /n/ なので舌を歯茎に付けるのを忘れないように。
women (/wɪmən/)
/w/ がまた出てきたので、ここでマスタしておこう。唇を丸めたところから /ɪ/ つまり「エ」の形に口を動かすと唇が広がる。そのときに「ウェ」と聞こえる音が /w/ だよ。
women も最後が /n/ で終わるので舌は歯茎に付けるのを忘れないで。次の so のために舌が歯茎から離れるときに小さく [t] の音が入ってしまう。なので「ソ」ではなくて軽く「ツォ」のように発音するのがコツだ。
under the
これも強勢がないので弱く短くいい加減に「アンダザ」になる。「アンダー ザ」ではないよ。
そして、前の強勢のある wrote (/roʊt/) の最後の /t/ とつなげて読むと「ロウタンダザ」のようになる。
R.
発音記号は /ɑɚ/ だけど、これは口を大きく開いて「ア」と言うだけで、最後の /ɚ/ は心の中でつぶやくくらいで丁度いい。