発音記号

正しくは「音素記号」というよ。/ / で挟んで表す。

これは「心理的な音」、空気の振動を脳ミソがどのように分類したかを表すものだよ。「物理的な音」つまり空気の振動そのものを表すものではない。だから、同じ記号でも物理的には違う音になることがある。

そうはいってもだけど、英語のネイティブスピーカーも頭に「音素記号」があってそれを声に出しているわけではない。逆で、ネイティブスピーカーの話す英語を学者さんが整理したのが「音素記号」なんだ。だから、「音素記号」は学者さんによっても微妙に違うし、辞書も比べてみると違うものがあるはずだ。ここで紹介するのは大雑把なことなので、教科書とも辞書とも違うところがあるかもしれない。もっと詳しいことを知りたいのであれば大学に行って勉強をしよう。

音声は大きくは「母音」と「子音」に分かれる。日本語でいえば「母音」は「ア」「イ」「ウ」「エ」「オ」、その前に付ける子音を変えることでカ行、サ行、タ行…と音声を変えることができる。

子音

子音は「発音する場所」、「発音の仕方」、「無声/有声」の3つの組み合わせで下の表のように分類している。 ちなみに、日本語は「イ段」、「ウ段」では「ア段」、「エ段」、「オ段」と子音が代わってしまうことが多い。 例えば「タ行 …

母音

子音は「発音する場所」、「発音の仕方」、「無声/有声」の3つの組み合わせで分類をしたけれど、母音は舌が前にあるのか後ろにあるのか、そして高い位置にあるのか低い位置にあるのかで分類をしている。 日本語の母音は「ア」「イ」「 …

PAGE TOP