Return to EEC1 Lesson 1 Scene 1

Scidmore was always interested in travel and it was her dream to visit foreign countries.

ˈScidmorewas ˈalwaysinterestedin traveland it was her dreamto visitforeign countries.
/ˈsɪdmɔɚ//wəz ˈɔlweɪz//ˈɪntrested//ɪn ˈtrævl//ən ɪt wəz ə ˈdrim//tə ˈvɪzət//fɔrən ˈkʌntrɪz/
(ド)モ(ア)ルウェインチェ(レ)ステデンチャ(ラ)ヴルアネ (ト) ワザヂィ(リ)ムトゥヴェゼ(ト)フォレンンチェ(レ)ズ
セドモアはいつも興味があった旅行にそして彼女の夢は〜だった訪ねること外国を

interested, travel, dream, countries

/tr/ と /dr/ がたくさん出てくる。もう、ここでマスターしてしまおう。

/tr/ と /dr/ はそれぞれ /t/ と /r/、/d/ と /r/ が組み合わさったものではない。/tr/ と /dr/ はそれぞれが一つの音だということをまずは意識しよう。

日本語の「チャチュチョ」よりも舌は少し後ろにして「チャチュチョ」、「ヂャヂュヂョ」と言う感じだ。一度、舌が上顎についてから離れるが、その離れた場所が /r/ の位置になる。

interested、travel、dream、countries はそれぞれ「イントゥレステド」、「トゥラヴェル」、「ドゥリーム」、「カントゥリーズ」ではない。「エチェ(レ)ステ(ド)」、「チャ(ラ)ヴル」、「ヂィ(リ)ム(リ)ム」、「カチェ(レ)」という感じだ。/tr/、/dr/ のところは日本語の「チャチュチョ」、「ヂャヂュヂョ」より舌を少し後ろにするんだ。

always (/ˈɔlweɪz/)

/l/ 舌の先を歯茎につけて舌の両脇にできる通り道から息を口の外に出す音だ。けれど、次の音が子音の時は、舌先は上顎に付けないで宙に浮いたままでもかまわない。舌先を前の方に出せば、「アウェイズ」で /l/ の音が聞こえる。

最初の母音の /ɔ/ は「オ」と「ア」の中間の音だ。二重母音の /oʊ/ と対比されるよ。例えば boat (/boʊt/) は「ボウ(ト)」だけれども bought (/bɔt/) は「ボア(ト)」のように発音をすると英語に近い感じなる。coat は「コウ(ト)」だけれども caught は「コア(ト)」、so は「ソ」なのだが saw は「ソ」のような感じだ。

そうすると、always は「オアウウェイズ」? /ɔ/ は「オ」と「ア」の中間、「オ」のように言うと英語っぽくなるということを言いたいだけ。always の場合は次の /l/ も「」っぽく発音するので「オアウ」なんて言っているとややこしくなる。/ɔ/ は「オ」と「ア」の中間という意識を持ちながら「アウェイズ」と練習しよう。

前の was、次の interested とつながって was always interested の部分は「ルウェインチェ(レ)ステド」のようになる。

and it was her dream

it was

ここで説明をしたいのは /t/ だ。文の最後であったり破裂音が重なったりするときには破裂音は破裂をさせないで終わることがあることは説明したね?破裂音の中でも /t/ だけなのだが、喉の奥で息を止めて /t/ に変えてしまうことがある。「声門閉鎖音」を /t/ として使うということがあるということだ。it の /ɪ/ を「」発音したら喉で空気の流れを止めて、次に was (「ワズ」) を発音する。/t/ はもはや舌を歯茎に付けることもない。

どのようなときに声門閉鎖音を /t/ の代わりに使うかはあまり規則的ではないのだけれど、移行音の前ではよくそうなる。it was も /t/ の次は移行音の /w/ だね。that year (/ðət jɪɚ/) は「ザ[ʔ]ェア」のようになるし、It really is. (/ɪt rilɪ ɪz/) は「エ[ʔ]」のようになることがよくある。

続けて読むと

and はここでも /ən/ と発音してみよう。次の it とつながると and it は「アネ[ʔ]」のように発音する。

ここでは her の /h/ も省略してみよう。前の was とつなげると was her は「ワザ」だよ。

全部つなげると「アネ (ト) ワザヂィ(リ)ム」のようになる。

foreign countries

foreign countries は「外国」という複合名詞だ。foreign という形容詞と country という名詞がつながったもので、形容詞が前から後ろの名詞を修飾するので強勢は country の方に置くことになる。countries (/ˈkʌntrɪz/) の /k/ は強勢のある音節にあるので気音を入れるようにしよう。「フォレンンチェ(レ)ズ」だ。


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